このインタビュー集では、描く(かく・えがく)というテーマに焦点を置き、芸術やクリエイティブな分野で活躍している30〜40代の方々8名に、このテーマについて独自の視点から語って頂いた。
この本のビジョンを読者の皆様と共有する場ができれば、描く事の大切さについて考えたり、小さくとも新たな発想や活力を作り出すきっかけにもなるかもしれない。
芸術・クリエイティブ分野に興味のある方、同世代、若い世代の方にこの本が普段の生活の中での原動力に繋がってもらえればと願っている。
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▼ゲストインタビュー
HITOTZUKI (KAMI & SASU) 《アーティスト》
中川 敏裕 《邦楽演奏家》
森 弘治 《アーティスト》
飯田 昭雄 《プロデューサー Wieden + Kennedy Tokyo》
ナガオカ ケンメイ《D&DEPARTMENT PROJECT 代表》
住友 文彦 《キュレーター AIT 副理事》
秋山 さやか 《美術作家》
飯田 志保子 《韓国国立現代美術館 インターナショナル・フェロー》
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▼目次
まえがき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
HITOTZUKI(KAMI & SASU) アーティスト・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
中川 敏裕 邦楽演奏家 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
森 弘治 アーティスト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44
ナガオカ ケンメイ D&DEPARTMENT PROJECT 代表 ・・・・・・・・・・・・・ 62
飯田 昭雄 プロデューサー・アートバイヤー、Wieden + Kennedy Tokyo ・・・・ 86
住友 文彦 キュレーター、AIT 副理事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 110
秋山 さやか 美術作家・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 132
飯田 志保子 客員キュレーター、クイーンズランド・アートギャラリー ・・・ 154
▼版元からひとこと
この本は『描く・かく・えがく』というテーマに焦点を置き、著者が2年の間(2009年2月〜2011年2月)に出会った30〜40代のアート/音楽/デザインなどクリエイティブな分野で活躍している方々8名に行ったインタビュー集である。
それぞれの分野でこのテーマについて独自の視点から語っており、非常に中身の濃い充実した内容に仕上がっている。 アート/音楽/デザインなど様々のクリエイティブな分野に興味、関心のある方達にとって貴重な資料になる事であろう。
今日のアート・ミュージック・カルチャーシーンを刺激するクリエーター・モチベーター達。
彼らの「描く」ことの根源を垣間見ることの出来る、貴重なインタビュー集。
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■著者略歴
桜井 薫 1969年 東京生まれ。
1992年、米ミシガン州CCS -College of Art & Design にて美術学士号取得。95年には米Cranbrook Academy of Art にて美術修士号取得。1995年〜2005年、フリーランスとして(株)東京スタデオを通じて国内の様々な展覧会場の設営・制作・通訳などの業務に関わる。
2005年よりテンプル大学ジャパンキャンパス勤務。アート学科、准教授。現在に至る。