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ラフマーニノフ歌曲歌詞対訳全集

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著者:伊東一郎〔訳・注釈〕
体裁:B6判・256頁
初版発行:2017年4月
第2版発行:2023年11月26日
—ロシア詩の魅力を伝える名著40年ぶりに待望の復刻—
 ラフマーニノフ歌曲の歌詞・対訳を全作品収録

歌曲は音楽を伴う詩であり、詩はロシア人の魂とでも言ってよいものです。
ロシア語の魅力は、力強さと優しさを併せもつ音の響きにあります。
本書では、原文のロシア詩が持つ魅力を最大限伝えるために、次のような工夫を凝らしています。

《1》 丁寧なルビ付き:ロシア歌曲を歌いたい方のための手引書として最適。
ロシア語を知らない人も、カタカナ・ルビにより、ロシア歌曲が歌えます。歌ううちにロシア文字にも慣れ、ロシア語の音が自然と理解されるようになります。「歌唱のためのロシア語の発音」解説付き。

《2》適確な訳と註釈:ロシア語学習者のためのロシア詩入門書として理想的
詩に用いられる韻律や文語的表現・破格を、わかりやすく解説。声に出して読むうちに自然とロシア語の韻文に慣れることができ、ロシア語教科書の副読本としても最適です。

《3》要点を押さえた解説:一段と深まるロシア文化への理解
ロシア人ならば誰でも知っている詩が多く選ばれており、アンソロジーとして楽しめます。その一つ一つに付された丁寧な解説は、書かれた詩の背景や、ロシア人の芸術的感性・自然観を理解するのを助けます。

■著者略歴
伊東一郎(いとう・いちろう)
 1949年 札幌生まれ
 1972年 早稲田大学文学部ロシア文学専修卒業
 1977年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
 国立民族学博物館助手、早稲田大学文学部教授を経て
 現在 早稲田大学名誉教授
 ロシア文学、ロシア音楽文化史、スラヴ比較民族学専攻

論文:「ベートーヴェンとロシア」(『ロシア手帖』5号、1973)、「ロシアのストラヴィーンスキイ」(『ロシア手帖』10号、1976)、「歌曲におけるプーシキン」(『日本プーシキン学会会報』18号、1992)、「ラフマニノフの実験性とイロニー」(『音楽芸術』1993年7月号)、「ラフマニノフとトルストイ」(『SYMPHONY』544号、2007)、「ロシア民謡“黒い瞳”の起源」(『なろうど』66号、2013)、「“ヴォルガの舟歌”―バラーキエフから笠置シヅ子まで」(『なろうど』69号、2014)他多数

訳詞上演:ショスタコーヴィチ『ステンカ・ラージンの処刑』(1975年)、

同交響曲13番『バービイ・ヤール』(1975年)、ムーソルグスキイ『ボリス・ゴドゥノーフ』(共訳、1976年、二期会)

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