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レーニンの誤りを見抜いた人々−ロシア革命百年、悪夢は続くー

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著者 鈴木 肇〔著〕 体裁 新書判 236頁 発行 2014年11月


―ソ連で出版された革命史はほとんどが《偽書》だった。


それは権力闘争での勝者の側からの英雄物語だった。残念ながらわが日本では「いつわりの歴史」の影響は歴史書に、とりわけ学校教科書にまでおよんでいる。

日本の世論形成に大きな影響を与えていた学者、知識人は一般に、ロシア革命を理想化していたきらいがある。彼らは一九一七年の二月革命と帝政の終わりを歓迎したが、それに伴う社会秩序の崩壊の恐怖を知らなかった。

それから百年あまり、悪夢はなおも続いている。(「序文」より抜粋)



《推薦の言葉》


■木村汎(北海道大学名誉教授、ロシア政治専攻)

◎ロシアでは、なぜ、民主主義が開花しないのか。


プーチンは、日増しに独裁傾向をあらわにしつつある。ロシアでは、なぜ、民主主義が開花しないのか。いや、ヨーロッパで生れたような社会民主主義すらタブーなのか。
この謎の解明に真っ向から挑んだ本書によって、我々は初めて知る。一九世紀末〜二〇世紀初めのロシアにおいて穏健社会主義の提唱者たちが、急進的なボリシェビズムを説くレーニン、スターリンによって次から次へと圧殺されていった悲劇の歴史を。(帯文より)





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■著者略歴
鈴木 肇 昭和2年 東京生まれ。
早稲田大学ロシア文学科卒業後、産経新聞入社。外信部でソ連問題を担当。 その後、モスクワ支局長、論説委員を歴任。 平成2年、東京家政学院筑波短期大学国際教養科教授に就任。平成6年より同国際教養科長。平成9年、平成国際大学法学部教授、その後同大学名誉教授に就任。
専攻:ロシアの思想と文化、特に自由主義と社会主義の歴史
主な著書に『ソ連共産党』(教育社)『ソ連反体制知識人』(教育社)『素顔のモスクワ』(日本教文社)『ロシア自由主義』(イセブ)『人物ロシア政治・文化史』(イセブ)『解禁資料の新レーニン伝』(イセブ)『人物ロシア革命史』(恵雅堂出版)『不滅の敗者ミリュコフ』(恵雅堂出版)など。


 

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