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平井康三郎歌曲集 〜日本の笛〜

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収録曲 全50曲(2枚組)

 

 

—日本全国の数多の校歌の作曲者としても知られる平井康三郎。日本音楽界に燦然と輝く珠玉の歌曲50曲を収録。

 

 

■収録曲【ディスク1】

 

『日本の笛』(北原白秋)

 1. 祭もどり

 2. かじめとたんぽぽ

 3. 親船小舟

 4. 浪の音

 5. あの子この子

 6. たまの機嫌と

 7. ぬしは牛飼い

 8. びいでびいで

 9. 仏草花

10. 関守

11. 追分

12. 夏の宵月

13. くるくるからから

14. 落葉松

15. 伊那

16. 山は雪かよ

17. ちびツグミ

18. 渡り鳥

19. ここらあたりか

20. あいびき

21. 野焼のころ

 

『三つの輓歌』(鈴木松子)

22. 草の実

23. 月の光は

24. やまふところのおくつきに

 

■収録曲【ディスク2】

 

『みだれ髪』(与謝野晶子)

 1. 海こひし

 2. やは肌の

 3. 乱れ心地

 4. 細きわが

 5. 春はただ 『和泉式部の歌』(和泉式部)

 6. あらざらむ

 7. つれづれと

 8. もの思へば

 9. 黒髪の

10. 人の身も

11. 月(その一)(山村暮鳥)

12. 月(その二)(山村暮鳥)

13. 平城山(北見志保子)

14. 甲斐の峡(北見志保子)

15. 九十九里浜(北見志保子)

 

『酒の歌 四章』(若山牧水)

16. 白玉の

17. かんがへて

18. ちんちろり

19. 鉄びんの

20. わがうた(林古渓)

21. ゆりかご(平井康三郎)

22. 秘唱(西条八十)

23. しぐれに寄する抒情(佐藤春夫)

24. ふるさとの(石川啄木)

25. 夜曲(内田巌)

26. うぬぼれ鏡(小黒恵子)

 

 

《各誌レビューより》

 

「レコード芸術」('98年11月号)  畑中良輔氏

 

関定子は、いま平井歌曲を歌って最高の歌い手である。《日本の笛》の情のこまやかさ、思い入れの深さ、節まわしのさり気ない色あいの新鮮さ、これらは他の及ぶところであるまい。何度聴いても聴き飽きることのないのは、関の、歌への想いの靱さであろう。塚田佳男のピアノがまた平井歌曲の最も上質のところを見事に捉え切って、関の歌唱と対等の音楽を展開している。《ゆりかご》のようなやさしい伴奏でありながら、こんなあたたかい音色と微妙なアーティキュレションをこの曲が引き出せるとは、一般のピアニストにはとても望めない表現力である。《笛》もさることながら、《三つの輓歌》の悲哀、《みだれ髪》の、女ならではの熱い思い入れ、これに対する若山牧水の《酒の歌》の闊達な4曲、そしてこれまで半世紀もの時代の中に磨かれ、ますますその光を放っている《しぐれに寄する抒情》《夜曲》などのリリシズムの極致。これらを関ならではの歌で50曲、まことに壮観、名演の一枚だった。

 

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