0
¥0

現在カート内に商品はございません。

関定子が歌う 〜はやりうたの世界〜

¥3,300 税込
カートに追加しました。
カートへ進む
収録曲 全20曲

 

 

—関定子・塚田佳男のコンサートでも圧倒的人気を誇る、往年の流行歌のオリジナルアレンジを収録。余剰を排した“ソプラノ×ピアノ”のシンプルな構成から紡ぎだされる「はやりうた」は、一曲ごと、リスナーひとりひとりの胸にその時代々々の情景を呼覚ますと同時に、新たなアレンジによる新鮮な驚きをも与えてくれる。

 

 

■収録曲

 

 1. ゴンドラの唄(吉井 勇/中山晋平)

 2. 波浮の港(野口雨情/中山晋平)

 3. 越後十日町小唄(永井白眉/中山晋平)

 4. 島の娘(長田幹彦/佐々木俊一)

 5. 別れのブルース(藤浦洸/服部良一)

 6. 何日君再来(晏 如/具 林/訳詞 長田恒雄)

 7. 夜来香(佐伯孝夫/黎 錦光)

 8. 蘇州夜曲(西条八十/服部良一)

 9. 湖畔の宿(佐藤惣之助/服部良一)

10. 港が見える丘(東 辰三)

11. さくら貝の歌(土屋花情/八州秀章)

12. 水色のワルツ(藤浦 洸/高木東六)

13. 上海帰りのリル(東條寿三郎/渡久地政信)

14. 君の名は(菊田一夫/古関裕而)

15. 私のアルベール(矢野 亮/中野忠晴)

16. アカシアの雨がやむとき(水木かおる/藤原秀行)

17. 夜明けのうた(岩谷時子/いずみたく)

18. 恋人よ(五輪真弓)

19. みだれ髪 (星野哲郎/船村 徹)

20. 川の流れのように(秋元 康/見岳 章)

 

 

《各誌レビューより》

 

「ラジオ技術」('96年12月号) 小山 晃氏 

 

ソプラノの関定子は不思議な歌い手である。本来の声はドラマティック・コロラトゥーラ・ソプラノで、劇的な歌が歌えてコロラトゥーラの技が自在。だからヴェルディ・オペラのヒロインであるアイーダや「トロヴァローレ」レオノーラを難なくこなし、モーツァルト「魔笛」の夜の女王役も演じる。一方で日本歌曲の名手であり、かと思えばナツ・メロのレパートリーも広い。このアルバムには、その<はやりうた>が 表記の曲を含めて20曲入っているが、関ならではの見事な歌いっぷりで聴かせる。 最初の「ゴンドラの唄」が、—命短かし恋せよ乙女—と歌われ始めたとき、関の可能性がまた新たな境地を拓いた、と感じた。これまでにも私は関の唄を随分と多くの場で聴いている。オペラだったり コンサートだったり独唱会だったりするのだが、それがどのようなジャンルの歌でも、深い音楽性と豊かな感性で捉え、私流にいえば関ぶしとなってメッセージされる。だが少しも恣意的なところはなく、歌の本筋を踏まえ自在にときほぐす。 声のコントロールも抜群で、例えばその昔、小唄勝太郎がヒットさせた「島の娘」なぞ、普通のクラシック系歌手では日本調の独特のマと節回しを十分馭し得ない。アンニュイなムードの「アカシアの雨がやむ時」にしてもそう。そして美空ひばり最後の名歌「川の流れのように」も出色の歌唱。それにピアノ塚田佳男との日本的なマの呼吸も絶妙。ピアノの功も大である。録音も関の肉声にぴたりと納まっている。

 

カテゴリ一覧

ページトップへ